携帯電話が「ケータイ」、スマートフォンが「スマホ」と呼ばれるようになった背景には、人びとがケータイやスマホを自分の生活に欠かすことのできない「道具」の1つとして受け入れたことを示しているのかもしれません。皆さんにとって、ケータイやスマホは、どのような道具、ツールでありますでしょうか。ケータイの後任としてスマホがあらわれましたが、今後さらにスマホの後継者となるような最新テクノロジーが用いられた「道具」は誕生するのでしょうか。情報がデジタル化されるようになってから、それほどの歴史は積み重ねられてはいないようですが、時代や社会の情勢が変化するスピードが加速しているといった意見を述べる研究者たちが少なくないようなのです。ケータイやスマホは、皆さんが生まれながらにもっている能力や才能ではありませんが、手にすることでさまざまなテクノロジーを身に付けたような感覚にさせてくれる道具であるようです。